なんだか最近前髪がいつもと違う…以前より髪型が決まらなくなってきたと感じていることをそのままにしていませんか?
CMなどの影響で、薄毛や抜け毛が気になってきた時に、外側からの刺激やケアだけで対応しようする事が多いのですが、大事なケアは内側にもあります。
ポイント
実は髪が成長したり、抜けたりする事には外側からだけでなく、内側からも沢山の要素が関わっています。その中の一つの大切な要素が『ホルモン』です。
ホルモンとは体の働きを一定の状態に調節する役割があり、特に女性は生理や妊娠、更年期など…ホルモンが心身共に大きな影響を与えています。
乱れたホルモンバランスは、積極的にケアしていく事で整えたり補ったりすることができます。


ホルモンと髪の関係性や今すぐ実践できる整え方など、いつも気にしていない事だから一気に見ていきましょう!
薄毛に影響するホルモンは?
最近CMなどで、『AGA(男性型脱毛症)』という生え際や男性的な薄毛の事を聞くようになったと思います。これは、男性ホルモン(テストステロン)が優位になると髪が細くなり、早めに抜けてしまう事を言います。
注意
実は女性もこの男性ホルモンを持っており、女性の薄毛の悩みの多くはストレスや加齢で女性ホルモンが減少したり、バランスが崩れる事で起きる『女性のAGA(男性型脱毛症)』と言われています。
髪に大切なホルモンとは?
女性ホルモンが減ってしまうと、男性ホルモンが優位になって薄毛の原因になってしまいます。まずは、大切にしたい髪を育ててくれるホルモンを見てみましょう!
成長ホルモン | 髪を太くし、頭皮を健やかに |
甲状腺ホルモン | 代謝を支える (年齢による分泌量の変化なし) |
エストロゲン | 髪のつや ハリ |
メラトニン | 睡眠に関わり、成長ホルモンを出しやすくする ストレス軽減 |


ホルモンは体にも髪にも大切な物ばかりですが、あまり細かく神経質になる必要はありません。気にしすぎる事で生活にストレスが出る方に気を付けたいところです。また、ホルモンを保つためにする事は、何か一つだけに気を付けるのではなく、全体的に健康であることが大切です。
ホルモンを増やすのは難しい!だから整えて補う。
じゃあ…髪にホルモンが関係しているなら、手っ取り早く増やしたい!そうしたいのは山々ですが、結果から言うと女性ホルモンの分泌を増やす事はできません。
一時的なストレスや妊娠時を除いて、分泌量は20代後半をピーク人に年齢と共に減り続けます。
ただし、ホルモンバランスを整えたり、活性化させたり、あるいは女性ホルモンに似た働きをする成分を摂ることで、女性ホルモンバランスの乱れには対策することができます。
では、ホルモンバランスの整えかたや補い方を見ていきましょう!
髪に大切なホルモンをバランス良く保つために気を付ける事
気を付けよう!
- バランスのいい食事
- 良質な睡眠
- 適度な運動
ますは、普段の健康に気を付ける事がホルモンを正常に維持するのに必要な事になります。
女性ホルモンの元になるのはタンパク質
どうしてもダイエットや日々の食事で女性の場合たんぱく質が不足気味になってしまう傾向があります。
タンパク質は髪も含め体全体を作る大切な栄養素。実は糖質なども少ないので、ダイエット中だからと制限することなく、一緒に取る主食などを少なくするようにして積極的に取っていきましょう。
ポイント
納豆や豆腐、豆乳などに多く含まれる大豆たんぱく(イソフラボン)は、女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをすることで広く知られている為、積極的に取りたい栄養素の一つです。
ホルモンの減少やバランスの崩れは当たり前に起きてしまう
崩れてしまったからと言って、深く落ち込むこともありますが、そもそも…男性よりも女性の心と体はとても微妙なホルモンのバランスでできているといっても過言ではありません。その微妙に保たれているホルモンのバランスだからこそ、妊娠・加齢・ストレスやダイエットなどで崩れてしまう事は女性にとって、いつでも、だれでも起こる事です。
心配にはなりますが、逆にポジティブに捉えるとバランスを戻せば元に戻っていくので、憂鬱にならずできる事へのチャレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか?