フケや頭皮の固さが心配で、神経質にシャンプーをしている事はありませんか?
シャンプー剤の選び方や洗い方が間違いの元になって、逆に頭皮を痛めている可能性もあります。


頭皮を痛めたり乾燥させたりしてしまう事が、フケの発生や頭皮の固さを進めてしまい、結果…薄毛に繋がっていきます。
頭皮が喜ぶシャンプーが髪を元気する秘訣!どんなシャンプー剤や洗い方頭皮が喜ぶか要チェックしていきましょう。
理想の頭皮を知って自分の頭皮と比べてみましょう。
綺麗な肌というのはどの様な肌をおみ浮かべますか?きめが整って、水分を含んだ瑞々しさがあり、ふっくらとしている…なんて、すぐに思い浮かびます。それは、顔とつながっている頭皮も同じ!
理想の頭皮
乾燥が無く、しっとりと青白い色で、ある程度弾力がある状態
今の状態を一度鏡で確認してみて、理想の頭皮に近づけていきましょう。
頭皮ケアの基本はシャンプーから
顔や体には、お風呂の後の入念なケアが可能ですが、頭皮に化粧水や乳液は難しい…。そこで重要なのがシャンプーです!
強めのシャンプー剤は頭皮に必要な潤いまで洗い流してしまい、その結果は頭皮の乾燥を招きます。必要な油分を流さず、頭皮の汚れを落とすことが重要です。
頭皮に優しいシャンプー剤
健康な頭皮は弱酸性です。
その為、同じ弱酸性のアミノ酸系のシャンプーを使うのが理想とされています。頭皮の汚れを落としたい!という事で『汚れ激落ち』系のシャンプーを使う方もいらっしゃいますが、『石油系・高級アルコール系の界面活性剤』を使用している事が多くあり、頭皮の刺激と必要な潤いまで落とすのでお勧めできません。
おススメシャンプー剤
肌と同じ成分のアミノ酸系シャンプー
アミノ酸系シャンプー剤成分表
アミノ酸系 | |
界面活性剤の種類 | 天然系原料の界面活性剤 |
成分表記例 | 〇〇グルタミン酸や〇〇アラニンなど |
洗浄力 | やや弱い |
泡立ち | 普通 |
刺激性 | 低刺激 適度な保湿あり |
価格 | 高い |
おススメな人 | 肌や髪がデリケートな人 フケや頭皮トラブルがある人 |
※頭皮にお勧めのシャンプー方法を実践できれば、シャンプー剤は好みでも構いません。ストレスにならず、肌に合うものを選びましょう。
頭皮に優しいシャンプーの方法
アミノ酸系シャンプーが頭皮や髪に優しい事はわかりましたが、洗浄力はやや弱め。そこで、汚れを落とす為にもさっぱり感を得るためにも、シャンプーの方法で補っていきましょう。
お湯は熱すぎない温度で
油を洗う時にお湯で洗った方が汚れが落ちやすい様に、頭皮の油もお湯で落ちてしまうのも事実。更に熱いシャワーもさっぱりしたような気持ちになりますが、落ちた油分は後から化粧水や乳液などで潤いを補えないので、少しぬるめのお湯でシャンプーをすることをおススメします。
理想は37度~40度
爪でゴシゴシは絶対NG
使う場所は指の腹。
気持ちいいからと言って、爪を立てて洗うと頭皮に傷がつき炎症やフケの原因になります。
美容師さんの練習の時によく言われているのが、
『握りこぶしを掴んだ手の形』
確かにこの形は指の腹が気持ちいい角度で頭に当たるので、爪を立てなくても適度な強さで洗えます。是非練習してみてください。
シャンプー中のマッサージもおススメです。
しっかり流す
1日つけていたワックスなどが残っていると雑菌の繁殖を促したり、毛穴を詰まらせ頭皮を固くする原因になります。また、シャンプーの残りは必要な頭皮の油分を更に分解する可能性もあり、乾燥の原因にもなります。
意外と流せていないのが、前髪の生え際。シャワーと向き合ってしっかりとシャンプー剤が落ちているか確認しましょう。
素早くドライヤーで乾かす
洗った後もケアは続きます。
ここは好みが分かれるところでもありと思いますが、濡れた髪の毛をそのままにしておくと、水分で頭皮が痛んだり、髪の毛そのものが痛む原因にもなります。
また、ドライヤーの熱で頭皮や髪が痛む心配がある方は、同じ場所にずっとドライヤーの熱を当てない事、15センチ以上離す事などを守れば、そこまで心配する必要はありません。
それよりも、濡れたまま寝たりすると枕にも雑菌が繁殖する可能性があるので要注意です。
頭皮に優しいシャンプーで、髪が生えやすい環境を整えましょう
自己流のシャンプー方法で髪と頭皮を洗うのは当分お休み。髪をイキイキさせるために少し高いかもしれませんが、シャンプー剤と洗い方にはこだわってみましょう!素敵な『髪活』を進めたいですね。
シャンプーのまとめ
- 洗浄力より保湿力や頭皮への優しさを重視!
- シャンプー剤はアミノ酸系がおススメ
- 爪を立てるゴシゴシ洗いは厳禁!